猫は寝るのが仕事
一般的に猫は、一日の中で15時間は寝て過ごすのだが、「ナナコ」「セブン」のような子猫や、10歳を過ぎ、初老を迎えるくらいの猫はさらに長い。1歳未満の子猫で18時間程度ならまったくモゥマンタイ。
猫の眠りはほとんど浅いんです。
そもそも猫ってのはな、狩りの習性が残っているわけだ。いつメシにありつけるかワカランから、いざ獲物を見つけたときのためにそれ以外の時間は体力を温存させとるんだ。だから、いつもぐっすりってわけではなく、目を閉じてる間のほとんどの時間は、浅い眠りでまどろんでいるわけよ。寝てる猫に、そーっと近づいていくと大概、眼を開けるだろ?
例えば比べてみるとだな。人間の場合は、総睡眠時間の中で、レムが20〜30%、ノンレムが70〜80%と、割とぐっすり寝ちょるんだ。
猫の場合は、真逆でレムが70〜80%、ノンレムが20〜30%と言われておる。
いつ敵に襲われるかもしれん自然界ではそれが普通での、ほとんどの動物は浅い眠りの中で生きておるんじゃ。むしろ人間のほうが変わってると言えるな。
猫の睡眠は邪魔しちゃいけません。
逆に、近くまでそーっと近づいても起きないときは、貴重なノンレムタイムだから決して起こしてはいかんぞ。
たった4時間程度だがな、猫の熟睡時間はとても重要だ。熟睡時間をしっかり確保できない環境に長く居ると健康に悪影響を与えるけぇ。
うーむ。可愛くて、構いたくなるのはわかるが
「猫の睡眠は邪魔しない」これ鉄則。