猫

タマ子
ナナちゃんもせぶリンも「ひげ」が立派になってきたねーっ
せぶ
…。
ナナ
…。んにゃ…。
タマ子
でも、どこからどこまでが「ひげ」なのかしら…。これ眉毛なの〜…?
タマ子
ねぇ先生。長いヤツは全部「ひげ」なんですか?
猫ひげ先生
うんむ。そうじゃの。タマ子が「これってひげ?」って思っちょる毛はおそらく全部「ひげ」じゃろうの。
タマ子
やっぱりそうなんですか?
猫ひげ先生
うんむ。

 

猫の「ひげ」は4種類

まず、いわゆる「ひげ」っぽいのが2種類ありますよね。

猫ちゃんの絵を描くときにトレードマークとして描かれる鼻の横から伸びる立派なヤツ。これを「上唇毛(じょうじんもう)」といい、その上から伸びる、人間で言う頬骨あたりから伸びる毛を「頬骨毛(きょうこつもう)」といいます。

そしてあとの2種類が「ひげなのかしら?」ってヤツですね。

はい。ひげです。

まずお爺さんみたいに、目の上から長く伸びる毛を「上毛(じょうもう)」といいます。可愛いですよね。

最後は顎に生えている「ひげ」なんですけど、この毛は他の3種類とは少し違う感じで、通常のやわらかいいわゆる猫毛のような質感なんですがこの毛も「ひげ」なんです。「頭下毛(とうかもう)」といいます。

タマ子
ひげは、大人の猫ちゃんで、およそ60本程度生えているそうです。猫ちゃんが嫌がらない程度に「じ…っと」観察してみると、意外なところから「ひげ」が生えていて楽しくなっちゃいますよ。

 

「ひげ」の働き

 

タマ子
猫の「ひげ」ってどんな働きがあるんですか?
猫ひげ先生
うんむ。これは大きく2つの役割があっての。まず有名なのは「平衡感覚」を保っているわけじゃ。タマ子も聞いたことがあるじゃろ。

「ひげ」は平衡感覚を保つために必須

猫ちゃんの「ひげ」は自分を取り巻く環境に対して敏感に反応する「超高感度」のセンサーなんです。

猫のひげは、先端が少し触れるだけでも色々なことを感知するのはもちろん、風に対しても敏感に反応することが出来るんです。すごく狭い通路でも、その幅を超高感度センサーの「ひげ」を使って計っているんです。それもあのすばしっこく動いているスピードの中で瞬時に計算しちゃうんです。猫が何かにぶつかるなんて滅多にお目にかかりませんよね。

猫ちゃんが忍者のように動き回るのに超高感度センサーの「ひげ」は必要不可欠なんですよ。

そんな重要な役割を持つ「ひげ」が無くなってしまうと「平衡感覚」はもちろん、「空間把握能力」自体が弱まってしまうので、その不安からなのか、ほとんど動かなくなって精神的に不安定になってしまう猫ちゃんもいるんです。冗談でも切ったりしちゃダメですよ!あと電気ストーブなども気をつけてあげてくださいね。焦がしちゃったら大変ですから。

タマ子
猫ちゃんの「平衡感覚」ってすごいですもんね!もうひとつの役割って何ですか?
猫ひげ先生
うんむ。もうひとつの役割はな、目を守っているんじゃ。
タマ子
お目々っ!

「クリクリお目々を守っているんです。

目の上にある「上毛(じょうもう)」で大きなクリクリお目々を守っているんですよ。

あれだけ大きなお目々ですからね。ほこりなども入りやすいんです。ほんの少しでも、どんなに小さなほこりでも上毛に触れると瞬時に目を閉じることが出来るんですね。

 

ひげから感情を読み取ることも出来るんです。

 

猫ひげ先生
ひげが向いてる方向での、猫の大まかな感情を読み取ることも出来るんじゃ
タマ子
そうなんですねーっ

 

ひげが前を向く:「めっちゃワクワク♪」「ドキドキ緊張…。」

ひげが後ろを向く:ビックリしたり、恐怖を感じたとき。猫同士のケンカで耳が後ろに倒れるとひげも引っ張られます。

ひげが上方向を向く:遊んでほしかったり、嬉しいとき。

ひげが下方向を向く:眠いときやリラックスして力が抜けている。体調が悪いわけではありません。

 

猫ひげ先生
しっぽの状態と併せて観察すると、猫の気持ちもよくわかるようになるぞ。
タマ子
なるほどねー!言われてみれば、こういう動きしてます!

 

まとめ

タマ子

猫ちゃんの「ひげ」っていろいろな役割があるんですね!

人間に置き換えるとこういう機能ってまったくないので、改めて猫ちゃんの能力に驚かされちゃいます!

よーく観察してみよっと。

 

ではまた^^

せぶ
んにゃ。
ナナ
にゃ〜…。