猫

せぶ
がりがりがり…(目覚めはコレが一番…)
タマ子
あー!せぶリン!また壁ガリガリしてるーっ!
ナナ
かりかりかり…(目ぇ覚めるわよねぇ〜…)
タマ子
ナナちゃんも…!もー…。あそこに爪研ぎあるでしょー…。
タマ子
せんせー…。この子たちの爪切りたいよー…。ぜんぜん切らせてくれないのー…。
せぶ
がりがりがり…(あー気持ちいい…)
ナナ
かりかりかり…(最高よねぇ〜…)
タマ子
せぶリーン…。ナナちゃーん…。

 

ガリガリは猫の習性

 

猫ひげ先生
ふっふ。可愛いもんじゃ。よしよし。
猫ひげ先生

まずこの「ガリガリ」する猫の習性から説明しよか。この「ガリガリ」にはちゃんと理由があっての。

  • 外側の古い爪を取り除く。(猫の爪は何層にもなってるんです。)
  • 自分の臭いを移している。
  • 「オレって強いんだぜ」のアピール。
  • 外敵に備える。(刀を研ぐのと同じ)
  • 身体を伸ばしてストレッチ。(飼猫はこれが一番多いと思います)
  • ストレス時のイライラ解消。(飼い主が構ってくれない時など)

などなどじゃな。しゃぁないっちゃ、しゃぁないのぅ。

タマ子
やめさせるわけにはいかないですもんねー。
猫ひげ先生
爪が伸びすぎると様々な不具合が出てくるしの。猫にとって非常に大事な習性じゃからな。やめさせちゃぁいかん。

 

伸びた爪のリスク。ケガはもちろん病気も。

 

タマ子
爪研ぎさせなかったり、切らなかったりで伸びてきちゃったら、ケガとかもしちゃいますもんね。
猫ひげ先生

ケガはもちろんじゃが、関連して病気のリスクも高まるぞい。

猫が爪研ぎをしなくなると、古い爪が残って(剥がれ落ちなくて)、太い巻き爪のように変形しちまう。そうなると伸びた爪が肉球に触れて、足裏が気になってまうでのぅ。歩き方がおかしゅうなって、関節に負担になってまうわけだわ。

人間だって靴の中に小石が入ってもうたら気になってたまらんくて取るじゃろ?肉球も足裏同様に、非常に敏感な部位じゃろって、猫もバリ気になってまうわけよ。

タマ子
んまー。
猫ひげ先生

他にも身体が、かゆ〜て掻いとったら傷つけてまうこともあろうて。爪が伸びすぎちょったら。そっから感染症っちゅうリスクも高まるっちゃな。

タマ子
たしかにそうですねーっ
猫ひげ先生

あと老猫になるとの、面倒くさくて爪研ぎをしなくなる子がおるじゃら。ジツは昔飼うてた黒猫はの、これが原因で亡くなってもうたわい。

タマ子
えっ!!!?
猫ひげ先生

ワシがおらん時にの、ワシのベッドで寝よう思いよったんじゃろの。いつも一緒に寝ておったもんでの。

30センチくらいの低いベッドじゃけぇ、ワシがおらんくても、平気じゃろうと思っちょったらの。どうやら上れんかったんじゃな。

伸びすぎた爪が側面に引っかかっての。降りれんくて死んでもうたんじゃ………。

タマ子
そうなんですね…。
猫ひげ先生

その子は爪切り嫌がるもんじゃけぇ、可哀相での。切らんかったんじゃ。今でも切らんかったの、後悔しちょるでの。

タマ子はちゃんと切ってやらんとの。

タマ子
はい。

 

どうやって爪を切ろうか

 

タマ子
猫ちゃんのストレスにならずに、爪を上手に切ってあげる方法ってなんかありますか?
猫ひげ先生

そうじゃの。まずはあんまり飼い主自身がムキになりすぎないことじゃろうて。

嫌がる子の爪をムキになって切って、その時は良くてもの、次回はさらに激しい攻防戦になってまうじゃろ。そうなると、もう本当に二度と切らせてくれん。

軽い気持ちで「一本だけ切る」っちゅう気持ちでやるのが大切じゃ。

「ほら。ぜんぜん平気じゃろ?」って猫に理解してもらうわけじゃな。

それを続ければじきに慣れるぞい。それが一番じゃ。

タマ子
気持ちが大切なんですね。
猫ひげ先生

よく、「ゴム手袋をはめる」とか、「洗濯ネットに入れる」とかも聞くけどの。

もちろん多少強引にやれば切れるんじゃろうが、そこにたどり着くまでの飼い主の殺気が伝わってまうじゃろ

気持ちをラクにして、マメに一本ずつでも切っての、飼い主も猫もお互いに慣れていくのが一番だわ。

タマ子

そうですよね。まだまだあと20年くらい毎週切るんですもんね。ゆっくりゆっくりお互いに慣れていくことにします!

猫ひげ先生
それがいいじゃら。
タマ子
ナナちゃーん。せぶリーン。ちょっとずつ慣れていこうねー。
せぶ
にゃー…(どうでもいいから早くメシくれ…)
ナナ
ゴロゴロ…にゃー…(煮干し食べたいわ〜…)