猫に好かれる人と嫌われる人
猫ひげ先生!元気出して下さい!笑
私たち人間に「好きな人」や「ちょっと苦手な人」がいるのと同じで、猫ちゃんにも「好きな人」と「苦手な人」はいるんですよね。
人間よりも猫ちゃんのほうが正直ですので好き嫌いの選定もとってもシビアです。「私、嫌われているのかしら…。」なんて思ってる人はこれから説明することが当てはまっているかもしれませんよ。
では猫ちゃんに好かれる人と嫌われる人の特徴を紹介していきます。
まずワンちゃんは集団行動、猫ちゃんは単独行動ということを認識しましょう。
その単独行動という習性(文化)のため、猫ちゃんは元来とーっても警戒心の強い動物なんです。ふだんあまり見ることの無いものや、明らかに危険そうなものにはまず近づきません。
猫ちゃんは初めてのものに興味津々で近づく習性も持ち合わせていますが、飼い猫の場合それはあくまでも自分の普段の行動範囲内であったり、または近くに飼い主が居たり、飼い主が出入りしている空間でのお話なんですよね。
範囲外での大きな物音、人影はもちろん、範囲内であったとしても見知らぬものには恐怖を覚えます。カンタンに言うと遊びにきた飼い主の友人などがそれに当たります。友人が子供を連れてきた場合などは特に怖がります。小さな子供は予想不能な突飛なことをしてしまいますので、猫ちゃんにとっては恐怖の対象でしか無いんですね。
猫は自由気まま
前述しましたが、猫ちゃんはもともと単独行動で生活する生き物ですので、基本的に「自由気まま」をとっても好みます。寝たかったら寝ますし、食べたかった食べます。ですのでペースを乱されることを嫌うんですね。
特に「しつこい」人をすっごく嫌います。たとえば猫ちゃんが眠りたいと思ってる時にしつこく触ったり、嫌がるのに何度も抱き上げようとしたりは論外です。人間だって嫌ですよね?猫ちゃんも同じなんですよ。
猫は強い匂いが大嫌い
あと、人工的な匂いをぷんぷん発している人はアウトです。これも人間だって同じですよね。例えばキツい香水などがそれに当たります。猫ちゃんの嗅覚はとっても優れていますので嫌がられて当たり前なんです。
猫ちゃんはモノや飼い主に対して、自分のニオイをつけて所有物とする習性があります。(マーキング)人工的な匂いは、このマーキングに使うフェロモンよりも強いので猫ちゃんは嫌がるんですね。
おっきい声も嫌い
地声が大きい人や、人間世界では「良い声だねぇ…。」って言われるような低く太い声も猫ちゃんは嫌がります。猫ちゃんは嗅覚同様に聴覚もとっても優れているんです。
猫ちゃんに話しかける時は、いつもより小さめの声で、1トーン高めにしてみたら猫ちゃんの反応は変わるはずですよ。あと早口の人も嫌われる傾向がありますので、ゆっくり話してあげてくださいね。
「1トーン高めの小声でゆっくり」がポイントです。
ジロジロ見ないでー…
猫ちゃんは、自分のことを見られ続けることも苦手です。とくに顔をのぞき込んで「じー…っ」と目線を合わせるのはゼッタイにやめてあげてください。ものすごいストレスです。
猫社会では目線を外さないのは「威嚇」です。これも人間社会と同じですよね。私たちだって「じー…っ」と見られたら嫌ですもんね。
猫に好かれる人・嫌われる人 まとめ
今日は「猫に好かれる人・嫌われる人」についてお話させていただきました。
ほんと、当たり前のことですよね。「これやったら人間社会で嫌われるな」という行為は避けてあげてくださいね。人間よりもさらに嫌われてしまいますし、なによりそういう行為は猫ちゃんにとってストレスの対象でしかありません。
猫ちゃんとより良い関係を築くのって単純なんです。ぜひ嫌がる行為はやめて、猫ちゃんのペースに合わせてあげてください。
ではまた^^