あー。それはホントじゃら。人間の場合は、顔を見ればソイツの機嫌は大概わかるじゃろ?それとまぁ同じような感覚で、猫の場合は尻尾でわかるぞい。もちろん表情ほど細かな感情はわからんがの。
どんな振り方がある?
①ぶんぶん振る
これは喜んでいるわけではないんじゃ。犬とは違うからな。
闘争心むき出しで「オレは強いんだぞ」ってなアピールじゃ。猫は出来るだけ無駄な衝突を避けるために、自分を大きく見せる習性があるんじゃな。窓の外の鳥なんかを見つけたときにも見られる振り方じゃな。
嫌がるのにあんまりしつこく抱っこをしたりしてもみられるパターンじゃの。猫がストレスを感じてるってこっちゃ。
②大きく、ゆーっくり左右に振る(座った状態、半寝の状態)
これは、すご〜くご機嫌がよろしいときじゃな。超リラックスモードに入っとるってこっちゃ。
ぼー…っと、「これから何しよっかな〜♪」と考えている状態のときじゃ。
こういう時は、あんまり構わずに、そっとしておくのがええ。
③ぴーんと立てる(さらに先っちょがぴくぴく)
しっぽがぴーんとなってすり寄ってくるこの状態のときは、最高に甘えているってこっちゃ。母猫にケツをべろべろしてもらいたい時の名残とも言われちょるぞい。
あなたのことが好きで好きでたまりませーん。かまってかまって〜ってこっちゃ。可愛ええのぅ。
先っちょがピクピクしとるんは好奇心で楽しい証拠じゃ。
④キツネやタヌキみたいにボワっと太くなる
ひとつは、相手を威嚇したり臨戦態勢にある時じゃな。今にも飛びかかるっちゅー状態じゃ。
もうひとつは、びっくりした時や恐怖を感じている時じゃな。
いずれにしてもこの状態は猫がひどくストレスを感じている状態じゃらの。この状態は継続させてはならんぞい。原因を一刻も早く排除せにゃならん。
⑤だっこした時に、股の間にしっぽを隠す(入れる)
単純に抱っこが嫌か、または怖がっている証拠じゃ。こういうときはおとなしくてもすぐに放してあげたほうがよいぞ。非常にストレスを感じておる可能性があるわいの。
⑥目を瞑って寝ながらちょこっと動かす
これはタマ子の想像通りじゃな。単純に起き上がったり返事をするのが面倒なだけじゃ。こういうときはあまり構ってはあかんぞい。
⑦しっぽがだら〜んと下がっている
これ、こないだありました!せぶリンが!
噛んだから思いっきり叱ったら、しょんぼりホテホテ歩いてコタツに潜り込んじゃいました!
立ち上がっているときや、歩いてるときにしっぽがダラリと下がっているのはまさに「しょぼーん…。」ってことじゃ。
セブンの行動の通りでの、キツく叱られたりするとたまに見られるんじゃわ。
ただし、何でも無いときにこれが見られたら要注意じゃ。体調が優れないというサインの可能性が高いからの。気をつけて見てあげにゃならんぞい。
⑧逆Uの字に持ち上がる
これは、しっぽだけじゃなくての、身体全体が逆Uの字になるの。一瞬びくっとしたときに見られる行動じゃ。よくあるじゃろ?
ここから臨戦態勢に入ってタヌキのしっぽになることもあるからの。
なんだか、うちの子たちって妙に穏やかなんですよね。これはまだ見たことないですー。でも先代ネコの「おちこ」はしょっちゅうでした!その体制のまま、横っ飛びっていうんですかね?ぴょーんぴょーんって跳ねてました。笑